かせや味噌

寒くなり始めるとご来店されるお客さんから、

｢なとみそまだかー？｣と声がかかります。

おかげさまでようやく初物出来ました。

今年の味もいいお味でスタートです。

昭和10年頃に〝まかない〟として作っていた味噌を

商品化して約80年間みなさんに親しんで頂いています。

ご飯のお供として召し上がっていただいていますが、

チーズとの相性がいいことに気付き、食べ方が広がりました！

クチではじけるコクとぷちぷち　冬季限定えちぜんの味

かせやの〝なとみそ〟一度ご賞味くださいませ。

昨晩。福井県で一番有名だと思う味噌屋の社長にお会いしました。

話を聞いて刺激を受けたとてもいい時間でした、感謝。

そんな話を聞いた今日の午後に、ご来店されたお客さんとの会話の中で、

〝商いは牛のよだれ〟だよー。なんて話に。

小さな小さな味噌藏の、かせやにはぴったりな言葉。

新しいことに挑戦もしますが、主になることは細く長くぶれずにって事です。

秋らしくなってきた１０月末。

かせや味噌の作業場には、たくさんの〝もろびた〟がやってきました。

もろびたとは、米こうじを温室で発酵させるために必要な平たい箱の事。

一般的にはもろぶたや、ばんじゅうなどと呼びますが、僕たちは｢もろびた｣と呼びます。

調べてみると方言のようでした。

米こうじ作りがピークを迎える秋冬に合わせて白米こうじ専用のモノを

滋賀県の職人さんの手で作っていただきました。

これで今まで以上に美味しいくて、いい仕事(発酵)をしてくれる糀が作れます。

只今、夕方の５時半です。この時間にこの写真は〝ヤバイ!?〟

先日出店させてもらったイベントで屋台をしたときに出したのが

この肉みそ丼でした。

甘辛な肉みそと半熟卵の相性はバッチリで

ふわふわレタスのサラダとよく混ぜ合わせてから

お口に頬張ります。ご飯は焼おにぎり!!

お漬物を付けてご提供させていただきました。

福井県は｢井｣の字を｢丼｣にしてどんぶり県としてPRしています。

福丼非公認ですが、是非食べてみて欲しい一杯でっす。

archives